最近の「子供を職場に持ち込む文化」について
昨日こんな記事が話題になっていた。
子連れ会議…。子供(赤子)を連れて出社ねえ…。
これを見て真っ先に思い浮かんだ先日のこれ。
当方、管理職の女性である。
これでも昔は結婚もしていたわけで、子供も考えたし嫌いではないわけです。
抱っこにおんぶ、寝かしつけ、赤ちゃんは好きだったのでベビーシッターのアルバイトも昔していた。赤ちゃんってマジ大変だと思う。
そういえば以前、中途男性社員の奥さんと赤ちゃんが会社に来た。
私はちょっとびっくりした。
【まあ、ちょっと遊びに来ただけだろう】と「かわいいね~、お菓子食べるかな?」と社交辞令でもないがちょっとコミュニケーションをとったりした。
10数分後、まだ赤ちゃんはいる。
奥さんは…いない。
どうやら、奥さんが一寸用事を足してくるとかで男性社員は赤子を抱えながら仕事をしだした。
男性職員は私の隣で赤ちゃんを抱っこしながら書類を作っていて、赤ちゃんはするりと男性社員の手を離れたどたどしい足取りで会社の中を走りだした…と思ったらずっこけた。
大泣きである。そりゃそうだ、痛いもの…こんな冷たいタイルにずっこけたら泣くわ。
その泣き声でオフィス中が満たされる、そして困ったりあたふたする(私が)
多少なりとも母性というものがあるからだろう、赤ちゃんの泣き声はとても困る。
どうしよう、泣いている、あやさないと…と独身の私があたふたする。
はっきり言って、邪魔すぎるぞ…と平然と子供を抱いて仕事をする男性社員にイライラした。
本当に「子供を職場に持ち込むことがメリット」なのか
ここで考えてみてほしい。
子供を職場に連れてくることはメリットなんです!って言ってんの誰だ?
私が思うに、それって
①採用と会社のブランディング寄りの人たち
②子持ちハイキャリアの人または管理職の人
じゃないか?
子供を抱えて職場で仕事されると気が散るでしょうが。
職場は戦場であるといえば顰蹙ものかもしれないが、緊張感のない職場はなかなかいやだ。ある程度の緊張感がある方が仕事ははかどるのは立証されている。
じゃあそんな緊張感のある職場のど真ん中に子供を入れると子供はどう感じるのか。
子供にとってストレスじゃないのか?子供連れてくるのはもはや親の欺瞞じゃないのか?
それならばリモートで仕事させてくれよ、その一人の都合でなんで出社させて子供引っ張り出して仕事すんだよ…
こりゃ、子供つれてきて間違えて怪我でもさせた日にゃ労災問題とか被害者とか人間関係とかめんどくさいぞー…この文化があまり広まってくれないほうがいいなぁ…と現在独身の私はひっそり願うのだった。
南無。