キャリアウーマンになりたい元貧困独身OLの日常

まあまあ貧困だった鬱持ちOLからなぜか知らないが運に恵まれて(男運はない)、管理職になったアラサー女の日常。

最近の「子供を職場に持ち込む文化」について

昨日こんな記事が話題になっていた。

 

news.livedoor.com

 

子連れ会議…。子供(赤子)を連れて出社ねえ…。

これを見て真っ先に思い浮かんだ先日のこれ。

 

bunshun.jp

 

当方、管理職の女性である。

 

これでも昔は結婚もしていたわけで、子供も考えたし嫌いではないわけです。

抱っこにおんぶ、寝かしつけ、赤ちゃんは好きだったのでベビーシッターのアルバイトも昔していた。赤ちゃんってマジ大変だと思う。

 

そういえば以前、中途男性社員の奥さんと赤ちゃんが会社に来た。

私はちょっとびっくりした。

【まあ、ちょっと遊びに来ただけだろう】と「かわいいね~、お菓子食べるかな?」と社交辞令でもないがちょっとコミュニケーションをとったりした。

10数分後、まだ赤ちゃんはいる。

 

奥さんは…いない。

 

どうやら、奥さんが一寸用事を足してくるとかで男性社員は赤子を抱えながら仕事をしだした。

男性職員は私の隣で赤ちゃんを抱っこしながら書類を作っていて、赤ちゃんはするりと男性社員の手を離れたどたどしい足取りで会社の中を走りだした…と思ったらずっこけた。

大泣きである。そりゃそうだ、痛いもの…こんな冷たいタイルにずっこけたら泣くわ。

 

その泣き声でオフィス中が満たされる、そして困ったりあたふたする(私が)

 

多少なりとも母性というものがあるからだろう、赤ちゃんの泣き声はとても困る。

どうしよう、泣いている、あやさないと…と独身の私があたふたする。

 

はっきり言って、邪魔すぎるぞ…と平然と子供を抱いて仕事をする男性社員にイライラした。

 

本当に「子供を職場に持ち込むことがメリット」なのか

ここで考えてみてほしい。

子供を職場に連れてくることはメリットなんです!って言ってんの誰だ?

 

私が思うに、それって

①採用と会社のブランディング寄りの人たち

②子持ちハイキャリアの人または管理職の人

じゃないか?

 

 

子供を抱えて職場で仕事されると気が散るでしょうが。

職場は戦場であるといえば顰蹙ものかもしれないが、緊張感のない職場はなかなかいやだ。ある程度の緊張感がある方が仕事ははかどるのは立証されている。

 

じゃあそんな緊張感のある職場のど真ん中に子供を入れると子供はどう感じるのか。

子供にとってストレスじゃないのか?子供連れてくるのはもはや親の欺瞞じゃないのか?

 

それならばリモートで仕事させてくれよ、その一人の都合でなんで出社させて子供引っ張り出して仕事すんだよ…

 

こりゃ、子供つれてきて間違えて怪我でもさせた日にゃ労災問題とか被害者とか人間関係とかめんどくさいぞー…この文化があまり広まってくれないほうがいいなぁ…と現在独身の私はひっそり願うのだった。

 

南無。

正月早々、帰省中に社会的底辺の若者格差を身近に見た。

明けましておめでとうございます。

私は母の再婚相手の家に寄せ…帰省しております。

 

30代の私ですが、義父はまあまあ可愛がってくれまして初詣に行ったり、

近所にご挨拶に連れ回されたり、ローストビーフや鯛の料理をふるまってあげたりしたりで風邪気味の私のHPが削り取られます。(その間も合間を縫って仕事しておりますが。)

 

実は義理の弟がおりまして、結構苦手です。控えめに言っております。結構というかもはや見下しています。もし本当の弟なら本気でボコボコにしているかもしれないなぁ…他人で良かった(義理の弟だけど)

 

どんな弟かというと、高校卒業したての19歳のホストです。

売れない、非イケメン、オラオラ系、ナルシスト、金髪で、漫画のウシジマくんのキャラにいそうな奴です。

彼が風俗嬢の彼女とお風呂に入っている現場に帰ってきた私ですが、新年早々本当についていないと思う次第です。

 

彼女は風俗嬢、19歳であどけない顔で、黒髪。おとなしくて、私たちに対してはほとんど口もききません。いつもへらへらしていますが、話しかけても無視をされ、若干いじめられっ子だったのかもしれないと思う事もあります。

(私が実の姉ならこの2人に対して多分出ていけ!!と殴り合いになっていたでしょうが、自分の家ではないのでアラサーは我慢します)

 

私の周囲には頭がよく、学歴もあり、バリバリ仕事をしている人がたくさんいます。外資系コンサル出身や、新規事業をバリバリやっていたり、MBAを持っていたりする方、外資銀行その他諸々。彼らは20代前半もいれば40歳代もいます。

10代後半の若者でさえキラキラとした眼差しで「意識の高い事」をいう。(実際伴っているかどうかは別として)

 

そういった人たちと接して、色々な話をすると自分の能力不足もさることながら彼らの知能や理解力などに対して尊敬の念さえ抱く事もあります。

 

そんな中の帰省で義理の弟たちと話をする機会があり、

だからこそ更に彼らに対して一層違和感のようなものを抱いたのかもしれません。

 

彼、彼女は水商売で働いていることを誇らしく思っているようです。もちろんそれは悪くないのかもしれませんが、自分の彼女が「風俗嬢」であり「無学歴」であり「ホストに貢ぐ女」であり、礼儀も恥じらいもない事に対して何も思っていない。

同年代よりも稼いでいることに対し、絶大なる自信を持っており「もはや昼の仕事なんてばかばかしい」と言っているのです。

 

20代半ばはそこまで義理の弟のような類の人間に対しても「まぁ、若いんだからやり直しもきくよね」というように考えていたのですがどうやらそれは間違いだったのではないかと思い始めたのです。

 

30代に入ると、同級生や様々な人の辿った道を見ます。小学校の友人がその後どうなったのか、10代で妊娠し、出産して離婚を経験した場末のキャバ嬢が今年収どれくらいもらっているのか。高校を中退し、その後暴走族に入った人がどうなったか。

 

今の段階で言えることは30代になって彼らが劇的に社会の中で地位を得る事はなかなか無いという事。ほんの数パーセントはあるかもしれませんがそれはイレギュラーであり、美談として語り継がれるほどまれであるファンタジーのような物。

 

一度社会の中で後ろ指をさされると、その環境からさらに悪化していく人が多い。人は多様な事象が起こるが小野事象というのはその人が所属しているコミュニティや環境によって決定する。

 

よって、一度得た人間性の「劣等」というか「怠惰さ」のようなものはなかなか拭えないのではないかと思っています。

 

 

彼らのような人たちがいても私はいいと思います。

影があるからこそ光があるのだから…

 

 

 

 

 

 

という大人な事は思いません。とりあえず、ドン引きしかしないので、

ささやかな抵抗として彼らがコンビニに行った隙にそっち内鍵を掛けて眠りにつくのでした。